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na-kkun's life

システムエンジニア兼業でライターしてます。日々感じたこと。思ったことを書いていきたいと思います。たまに変なこと書きます。

多感な青春時代に大きな影響を与えた一冊

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/pdmagazine

「青春の一冊」とは何か?
多感な青春時代に読んだ中で一番インパクトがあり、その後の人生に影響を与えた一冊として江戸川乱歩の『孤島の鬼』を挙げておきます。
江戸川乱歩は説明不要の偉大な作家の1人で、明智小五郎シリーズや少年探偵団シリーズなど数多く傑作を生み出していますが、中でも特に感銘を受けたのが『孤島の鬼』です。

内容紹介より

丸の内にオフィスのある貿易会社に勤める25歳の蓑浦は、同僚である木崎初代と恋に落ちた。その初代が密室で刺殺され、箕浦は知人の探偵・深山木耕吉に助力を願う。だが調査を進めるその探偵も……。 蓑浦は年上の知己の青年・諸戸道雄とともに怪奇な殺人の謎に迫る。手掛かりを追って向かったのは南紀の孤島・岩屋島。そこに隠された忌まわしい秘密とは?

紹介文を読んだだけでワクワクします。
『孤島の鬼』は一連のどのシリーズにも属しませんが、冒険、オカルト、ミステリー、サスペンス、恋愛と様々な要素が凝縮された究極のエンターテイメント小説です。
昭和初期に刊行された本書ですが、とても読みやすい文体でスラスラと読み進められます。
何故この小説を手に取ったのか今となっては覚えていませんが、衝撃的な出会いであったことは間違いありません。
『孤島の鬼』のおかげで小説が好きになり、以後江戸川乱歩の小説はほぼ読破しました。

江戸川乱歩の小説は様々な出版社から刊行されていますが、春陽堂書店の表紙が作品の雰囲気(狂気)とマッチしていて好きです。

孤島の鬼 (江戸川乱歩文庫)

孤島の鬼 (江戸川乱歩文庫)

結構グロテスクな描写もあるので人を選ぶかもしれませんが、まだ多感だった当時不遇なヒロインを想う主人公に感情移入して一気に読んでしまいました。
未だ孤島の鬼を超えた小説には出会えていません。
様々な要素が詰まった『孤島の鬼』ですが、読後感がとても爽やかな恋愛小説でもあります。未読の方は是非!

「孤島の鬼」が気に入ったら以下もオススメです。
タイトルは忘れましたが、過激な描写から読み進めるのを断念した作品もいくつかあります……。

心理試験 (江戸川乱歩文庫)

心理試験 (江戸川乱歩文庫)

パノラマ島奇談 (江戸川乱歩文庫)

パノラマ島奇談 (江戸川乱歩文庫)

地獄の道化師 (江戸川乱歩文庫)

地獄の道化師 (江戸川乱歩文庫)

屋根裏の散歩者 (江戸川乱歩文庫)

屋根裏の散歩者 (江戸川乱歩文庫)

人間椅子 (江戸川乱歩文庫)

人間椅子 (江戸川乱歩文庫)

また、江戸川乱歩の作品が一部Kindleで無料で読めるみたいです。
すごい時代です……。

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