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na-kkun's life

システムエンジニア兼業でライターしてます。日々感じたこと。思ったことを書いていきたいと思います。たまに変なこと書きます。

『ボクの音楽武者修行』の読書感想

読書・書評・感想

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)

小澤征爾書『ボクの音楽武者修行』(新潮文庫)の感想です。

今や世界的に有名な指揮者である小澤征爾さんが24歳の時、音楽修行の為スクーターを持ち込み貨物船で単身ヨーロッパ一人旅に向かいます。
読み進めて思ったのは小澤征爾さんは非常にユーモアのある方ということ。
何度かテレビでも見かけたことがありますが、なんかお茶目な感じの人なんですよね。
おそらく若い頃から非常に魅力的な人だったのではないでしょうか。

ブサンソンで開かれる国際指揮者コンクールに応募し、日本人は1人もいない状況下、普通の人ならこのような状況に置かれた場合緊張して萎縮してしまいがちですが、小澤さんは違いました。以下引用します。

試験となれば、やはりあがってしまう。そのうえ言葉がうまく通じないときている。だから的確な指示をあたえなくとも、ふさわしい言葉が浮かんでこない。そこでぼくは思った。よし、五体でぶつかってやれと。これが通じず落選したらしかたがない。
ぼくは腕だめしのつもりで大胆に棒を振っていた。誰にもわかるように派手な身ぶり、手ぶり表情を見せて……。これだけはぼくもよく知っている世界共通の音楽用語「アレグロ」「フォルテ」などを連発しながら……。

そして、ブサンソンコンクール入選、決勝まで進み一等で入賞します。
読んでて印象的なのはどんな逆境でも持ち前の行動力と機転の良さで結果を出します。
人を惹きつける魅力もあり、やはりこの人は天才なんだと実感。

成功している人の共通点ってやっぱり「行動力」と「明るさ」なんだと思うんですよね。
持ち前の行動力と明るさで困難を乗り切ることができる力。是非見習おうと思います。

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